第一印象で刷り込む
覆らないファーストインプレッション
ファーストインプレッションとは人と人が初めて出会ったときに受ける印象、つまり第一印象のこと。この時の印象は、記憶に強く残りその後その人のイメージとして定着することが多い。そして、少しやっかいではあるけど最初のイメージというのはなかなか覆すことが難しい。
これは人が心理的に「後から得た情報よりも先に得た情報のほうが正確である」と判断するためらしい。また、イメージとは積み上げられていくものと考えることもできる。積み上げられた積み木と同じく、最初に積んだイメージを交換するのはすごくに難しい。
合コンのできるだけ早い段階で良いイメージを刷り込んでおけば、相手の記憶に「良い印象の人」として定着するさせることができるわけだ!
じゃあ、いったいどうすりゃいいか。具体的に伝授しよう!
一般的に良いイメージを与える例
まず、一般的に良いイメージを与えやすい例を紹介。自己紹介に一言付け加えると、イメージアップにつながりやすい。
◆「サッカーやってます。」→活発でさわやかそうなイメージ
「バスケやってます」とか「スノボやってます」とかスポーツなら何でも良い。一般的にスポーツをやっている人は、活発でさわやかそうなイメージを与えやすい。今やっていない場合は、「学生時代サッカーやってました」と言えばよい。
◆「仕事はシステムクリエイターをしています。」→仕事出来そうで、賢そうなイメージ
これは、あえてカタカナの専門用語を使うことがポイント。ありふれた職業でも「エンジニア」「オペレーター」等、カタカナを使うだけでなんとなく出来そうなイメージを与えられるよ。上級職なら、なおさらアピッておいて損はない!
◆「一人暮らしです」→自立している、しっかりしているイメージ
一人暮らしは家デートができるメリットもあり、アピッておいて損はない。「一人暮らしです」といきなり言うのはおかしいので、自己紹介の後に「●●(地名)で一人暮らししてます。」といっておけばその後の会話も発展しやすい!
◆「料理が得意です」→家庭的で、世話好きなイメージ
これは、「妻にしたい女性ランキング」の常連にある項目で、特に男性ウケが良い。最近では、料理ができる男性もウケがよく男女ともにアピールできるポイントと言える!
◆「人見知りはあまりしません」→親しみやすい、話かけやすいイメージ
人見知りしないという人は、だれとでも親しくしゃべれるというイメージがあり、親しみやすい、話かけやすいと受け取られやすい。
だいたいこんなところか・・・
良いイメージを刷り込んでいるつもりが!?
最後に、「良いイメージを刷り込んでいるつもりが実は逆効果!」という気を付けなければいけない、ありがちな罠も紹介しておこう。
嘘はつかない
まず、イメージアップを計ろうと嘘をつかないこと。いろいろと自分のことをアピールしても、その中にひとつでも嘘があれば「嘘をつく人」と言う悪いイメージしか残らない。アピールするのは本当の自分でなければ意味がない。
家柄や友達を自慢
「家が金持ち」とか「友人が社長」など、自分の家族や知人をアピールしてくる奴が少なからずいる。自分に自信がないタイプに多いが、「自分の家族や知人がすごい」と聞かされても、なんとなく自慢話にしか聞こえず良いイメージにはつながらない。必ず自分自身のことをアピールするようにしよう!
まとめ‐自分自身の本当に良いところをアピる!
ここまでを要約すると、
・できるだけ早い段階で良いイメージを刷り込む
・嘘ではなく本当のことをアピール
・家柄や友人ではなく自分自身をアピール
することが、ポイントだ!
さて、ここまで理解できたら次の段階だ。もしかしたら良いイメージを刷り込もうにも「自分は、人にアピールできるものがない」「ありふれた職業だし、自慢できる趣味も特技も持ち合わせていない」と考えていないかな?でもそれは勘違いだよ!誰にも人にアピールできるポイントは必ずあるから安心して。
次項、自分のアピールポイントを見つけるを読んでみてね。